2008-12-05

紅葉と野外実習

みなさんこんにちは、沢ガニです。

昨日は、学生さんと一緒に、紅葉真っ盛りの中、野外実習に行ってきました。
内容は、「『防災カルテ』の作り方」を学ぶことです。

土地の起伏の多い日本では、道路を通すときに山を削ったり(「切土」といいます)、逆に低い土地に盛土をしたりします。そうでないとアップダウンの多い道路になってしまいますね。
しかし、そうやって切土・盛土の多くなった道路の側には、当たり前のことですが斜面ができます。
こういった斜面には、時間の経過とともに、徐々に危険な箇所が増えてきます。
例えば、斜面の後ろの岩盤の亀裂が広がってくる、擁壁(人工的な壁)に亀裂ができる、斜面上の木が道路の情報に枝を伸ばす・・・など。

危険な状態のまま斜面を放置すると、道路の陥没、斜面の崩壊、そして枯れ枝の落下による自動車事故など、災害が発生します。

そうなるのを防ぐために、道路上の危険な箇所をまとめた「防災カルテ」があります。危険な箇所がカルテにまとまっていれば、カルテを見直して現在の様子と照らし合わせることによって、現在の危険な箇所の状態が、放置しておいてよいものか、直ちに修復が必要なものかがわかるわけです。
今回の実習ではこの防災カルテの作り方を、学生さんたちに学んでもらいました。



←防災カルテ作成中の様子です。
初めての体験にとまどいつつ、徐々に学生さんたちも要領を飲みこんでいったようです。
「擁壁の中に亀裂がないかな・・・?」学生さんが念入りにチェックしております。



素晴らしい晴天で、紅葉の美しい場所でもあったため、実習は非常に楽しかったと学生さんたちも話しておりました。