2008-12-26

今年最後のご挨拶と、バッドランドについて

みなさんこんにちは、沢ガニです。
今年最後のブロガーとなりました。
昨日良い水先生が書かれていたとおり、本校では大掃除があり、今日は、すっかりキレイになった校舎でこのブログを書いています。

今年はみなさんにとってどんな年だったでしょうか?
みなさまの来年が、今年よりさらなる良い年であることを願います、沢ガニ自身も。

それでは、よいお年をお過ごし下さい。

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年末の挨拶だけでは短すぎますので、残りは、先週行ってきた野外実習についてお話ししたいと思います。

平成7年の兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)、まだ記憶に新しい方もいると思います。地震というのは、断層が動いて起こることもご存じの方も多いでしょう。では、阪神淡路大震災みたいな大きい地震を起こす断層って、実際に見たらどんな感じになっているんだろう??と思う人も多いと思います。
ひとつ有名なのは、淡路島にある、「北淡震災記念公園」でしょうか?ここでは、阪神淡路大震災の震源断層になった「野島断層」そのものを見ることができます。

この公園にある断層は、たまたまキレイに現れたところです。
実際には、とくに兵庫県南部地震のような大きな地震を起こした断層では、断層のまわりに「破砕帯」といって、岩石がボロボロにされた、幅広い帯が広がっていることが多いのです・・・・
そういう、ボロボロに破砕された岩盤が地表に出てくるとどうなるでしょうか?
じつは、そういうボロボロの岩盤は、「バッドランド」(日本語では「悪地」ともいいますが、そのままバッドランドと言う人も多い)と言って、草木も生えないはげ山になってしまうことがあります。
今回の実習ではそれを見に行きました。



どうですか?この写真。
これが今回見に行ったバッドランドです。ここの岩石は、風化した花崗岩なのですが、ノコギリの歯のように鋭く尖った山になってますね。これは、山が崩れやすいためにこのような地形になっているのです。これほど険しい地形は世界でも珍しいそうです。
ここは山の表面が年中少しずつ崩れているために、草木の種が運ばれてきても、根付く前に流されてしまうために、いつもはげ山になっています。

2008-12-25

この1年に感謝して・・・。

こんにちは、良い水です。

環境学園は大学とは違って、職業人を養成する専門学校。
ビジネス教育の一環として、毎日学生と教職員が
教室や実験室の清掃を行います。

それ以前に、私(良い水)の口癖ですが
「身の回りの美化も保てない人が、
    地域や地球の環境保全などできるハズがない」
と、環境問題に携わる以前の心構えだと私は思います。

そのような、清掃活動ですが、
今日は、1年間お世話になった校舎の大掃除です。
普段は、なかなか行き届かないところまで、
学舎に感謝しながら清掃を行いました。

その一コマ写真。
誰が、何先生かわかります?
この3人の先生は、ブログを書いていますよ!







追伸:
昨日、友人に「良い水のブログはかたい」と言われました。(TT)
来年は、ゆる~いタッチでも書いてみます!
皆さん、良いお年をお迎え下さい。

2008-12-24

いよいよ冬休み♪

みなさん、こんばんは♪
環境校のふくろうです。
時間の経つのは早いもので、
今日から学生たちは冬休みに入りました。
学生たちのいない校内は静まり返っていて
少し寂しい気がします。
クリスマスイブだし仕方ないか・・・?

おや?
学生を発見しました。
何をしているんでしょうか。
どうやら勉強しているみたいですね。
本校の学生には
卒業後就職ではなく大学に進む人もいますが、
丁度その準備をしているようです。

おや?
またまた学生を発見。
今度は就職試験の面接の練習をしているようです。
冬休みの時間を有意義に活用しているのですね。
年明けに、学生達の元気な顔を見るのが
楽しみです♪

2008-12-22

授業最終日

今日は授業の最終日でした。
学生のみんなも、長期休暇に入るため楽しそうでした。
しっかりと有意義な休暇を過ごして下さいね。

今日は、蓬川と武庫川の2種類の河川で野鳥センサスを行いました。
調査データは、教室で集計して統計計算を行いました。
このように、実習では野外調査でとってきたデータを解析して、科学的に結果を考察する方法まで学びます。

今回は、「調べる→知る→考える」といった流れまでを行いました。これは、「環境管理技法」と呼ばれる本校独自の学び方の一部なんです。一見むずかしそうですが、授業や実習の中で自然と学んで行くことができます。

環境管理技法や本校での学び方など、興味のある人は本校の体験実験会にご参加くださいね~。

2008-12-19

卒業研究 最後の実験日

こんにちは!専任講師のまかろんです(^^)♪
今日は2年生の卒業研究最後の実験日。
やり残しがないよう、学生さんはいつにも増して真剣な表情で実験に取り組んでいました!



年明けからは卒業論文の作成や卒業研究発表会に向けた準備など、実験が終わったとはいえやることは盛りだくさん!
頑張れ、2年生!!


P.S.

明日20日(土)の13時から、環境学園専門学校にて体験実験会(学校説明)が行われます。
まだ参加されてない方は飛び込みでもOKですので、是非ともご参加ください!
詳しい学校説明や楽しくビックリな体験実験の他に、面接試験が免除になる『面接済証』も発行されます。
12月24日(当日消印有効)までに出願すれば、なんと奨学金として学費納入額から10万円が免除されます!
このチャンスをお見逃しなく!!

2008-12-18

実習の下見

先週末の休日の話ですが、学校のある尼崎市のお隣、
西宮市に行く用事があり、ついでに西宮の甲子園浜に
行ってきました。この浜は、学校からもそう遠くない場所に
あります。
なぜ、ここに来たのかというと、年明け後に実施される
西宮南高校での実習の下見のためです。その実習で
私が講師となり、「干潟の生物調査」と「冬鳥の調査実習」
この2つを行うことになっています。



↑の写真が甲子園浜。この日は快晴で、六甲山系がよく見渡せました。
この浜は、阪神間で唯一残された砂浜があり、干潮時には干潟も形成
されます。この浜は鳥獣保護区であり、一部は特別保護地区にも指定され
ている貴重な浜でもあります。

下見の時間は短かったのですが、それでも数多くの鳥類を確認する
ことができました。


↑の写真のように、この時期、カモの仲間が日本で冬を越すため、
数多く渡ってきています。左写真の黒い点のようなものは、カモの群れで
スズガモという種類。右写真は、そのスズガモの群れの中に混じっていた
ホシハジロ。スズガモ・ホシハジロともに、海水ガモの仲間で、これらの
カモは、水深があるところに群れていることが多いです。


↑左は反省中?のユリカモメ。右は随分と人懐っこかったオナガガモ。
他にも様々な種類の鳥類を見ることができましたが、今日はここまで。

私以外の先生も、学校内の授業だけでなく、近くの小学校や高校など
に出向いて、環境についての様々な授業を行っています。

甲子園浜での実習本番の様子は、また年明け後に紹介しますね。

2008-12-17

環境自治体駅伝/長崎県

皆さんこんにちは!
ええ土です。

今日、環境学園では全国環境自治体駅伝が開催されました。今回は第17走者である長崎県の環境政策課の方にバトンが渡りました。こちらでお知らせしてたとおり、「大村湾の現状と取り組みについて『スナメリと供にくらせる湖(うみ)づくり』」というタイトルでご講演していただきました。

長崎県では、大村湾に生息するスナメリやカブトガニといった貴重な生物を守るための取り組みが進められています。閉鎖性水域である大村湾には家庭からの生活排水が流れ込み、様々な問題もおきています。そこで、貝を養殖することで水質浄化を試みるという試験研究が行われています。テレビ番組で紹介された様子も見せていただきました。
生き物や自然が大好きな環境学園の学生さんたちも、興味深そうに聴き入っていましたよ。














ps. 大村湾にはいろんな特産物がありますが、ナマコもおいしいらしいですよ。

2008-12-16

卒研大詰め その1

こんばんは。
環境校のふくろうです。

後期を使って実施してきた卒業研究も、
実験をするのは今週で最後です。
ということで、卒研大詰めその1です。
もっとも、
データをまとめて要旨を書いて
論文を書いて発表練習をして
大詰めその2、その3・・・は年が明けてからになります。

実験室はこれまでの実験の総仕上げということで
学生たちが必死に頑張っていました。
「とれるデータも後わずか」そう思って真剣に取組んでいます。
今週は、実験と同時に卒研全体の片付けも進めています。
研究で育てた微生物たちや植物たちも整理して
きれいにして年を越せるよう頑張ります。

その成果は2月に発表しますので、
楽しみにしていてくださいね♪

2008-12-15

授業の1コマ

こんにちは。良い水です。

今日は2年生の授業「応用環境管理学」を担当しました。
授業といっても、黒板に向かって受ける授業だけではありません。
今回は、環境監査の演習を行いました。

企業は今、環境に配慮した事業活動を行うことが求められています。
どのように取り組むのか、その仕組みづくりを行うことが不可欠です。
コマーシャル等で、「ISO14001認証取得」 というフレーズを聞いた
ことがあるかも知れませんが ISO14001は環境に配慮した活動を
するためには何をすべきかを定めた国際規格です。

このような規格に基づいて、環境保全活動を実施している企業等は
年々増えており、それらの内部で仕組み自体や、上手く活動できて
いるか等をチェックできる人材が必要になります。

11月から、モデルとなる組織のマニュアル、活動の実施状況などを
調べ、問題点は何かをグループでディスカッションしながら検討して
きました。今日は、チェック側、チェックされる側に分かれて、ロール
プレイを実施、色々な質問、回答がありました。

写真は演習の様子。あと数ヶ月で卒業ですが、入学した頃と比べて
驚く程、成長していることに頼もしさを感じる今日この頃です。

2008-12-12

環境自治体駅伝(第17回)が開催されます

皆さんこんにちは。沢ガニです。
来週水曜日の11月17日(水)に、全国環境自治体駅伝が行われます。
今回は、今年度最後の駅伝になります。

全国環境自治体駅伝は、以前にも書きましたとおり、全国の自治体で環境に関する仕事をされている方を招き、各自治体における環境への取り組みを講演してもらう行事のことです。
順々に各自治体が講演をリレー形式で続けていくため、「駅伝」にたとえて、本校では「環境自治体駅伝」と呼んでおります。
最初の「走者」は長野県であり、順々にバトンを回して、今回の長崎県で17番目の走者になります。

今回は、長崎県環境部、環境政策課長でおられる、伊藤 順一氏に、「大村湾の現状と取り組みについて『スナメリとともにくらせるうみづくり』」というタイトルで講演をいただきます。

受付は12時~13時30分、講演は13時30分~15時30分となっております。

ご興味をもたれた方で、まだ申し込みをされていない方は、まだ席が多少空いておりますので、本校まで電話、FAX、メールにてお申し込みください。お待ちしております。

申込先
〒660-0083
兵庫県尼崎市道意町7-1-12
TEL 06-6412-8461 FAX 06-6412-8471
info@kankyo.ac.jp


左は、前回(京都府)の写真です。

2008-12-11

菌類の顕微鏡観察

木の根です。

基礎生物学実験で、菌類の顕微鏡観察を行ないました!






木の根っこと共生している菌(菌根菌)を観察したり、子実体(シイタケ)の切片(薄切り)を見たりしました。
左の写真ですが、根っこの表面に見える細かい毛のようなものが菌糸です。
この菌糸が、リンや窒素などの養分や水分を吸収して、樹木に提供します。いっぽう樹木は、菌に光合成産物を提供します。樹木と菌類が共生しているなんて、不思議ですよね?
右の写真は、シイタケのヒダの部分です。表面にぶつぶつと丸い突起上のものが見えますが、これはシスチジアや担子器とよばれるものです。
ある学生は、普段見ることの無い、地面の下の根っこや、シイタケの顕微鏡観察ができて、とても新鮮な経験ができたと言っていました。生き物ってほんと神秘的ですよね。

2008-12-10

頭隠して…

こんにちは!まかろんです('u^)-☆
ただ今、環境学園の先生たちの間で風邪が流行っています!皆さんは大丈夫ですか?
ここ最近ぐっと寒くなったかと思うと、今日は寒さが少し和らいだり…気温に波がありますから、皆さん体調管理にはくれぐれもお気をつけて!


さてさて、昨日は2年生の卒業研究がありました。
残すところあと2日しか実験できないとあって、各グループともかなり気合が入っていました!!
夕方になり、皆が今日の実験の片付けをしているとき、ふと水槽を見てみると… あらっ??
知らない子(魚)が増えていました。
どうやら、生態調査を行っているグループが、川で捕まえてきて持って帰ってきたようです。

山翡翠先生曰く『カワムツ』という魚だそうです。
メダカより少し大きいくらいのサイズで、とても可愛らしいです(*^v^*)

しかし、新しい環境に怯えているのか、はたまた覗き込んでいる私が怖いのか(決してこっちの理由ではないと信じたい)…
ささっと水草の中に頭を突っ込んで、ちっとも動いてくれません(;_;)
でも、隠れているのは頭だけで、他は丸見えだよ(^_^;;)
まさに、「頭隠して尻隠さず」状態!!でも、この場合は「頭隠してひれ隠さず」か??

下の写真がその可愛い写真です☆


皆さんも体験実験会(または学校見学)に参加して、この可愛らしい姿を見て下さい♪

2008-12-09

コースの選択

こんにちは!山翡翠です。
12月に入り、一段と寒くなってきましたが、学校のある
尼崎は、いつもよりはいくらか暖かい一日でした。
そんな中、今日は午後から1年生を対象とした2年進級時の
コース選択アンケート(第1回目)が実施されました。

すでに入学時から、学生さんらは政策推進・技術保全・防災と
3つの学科いずれかに所属していますが、2年生に進級すると、
今度はさらに各学科に設置されているさまざまな専門コース(水質、大気、
自然環境など)を選択することになります。

1年生のときは、環境についての基礎をしっかりと身に付けて
もらうために、各学科とも共通の授業・実験が多いのですが、
2年生になるとそれぞれの専門コースで、より専門的に学んで
いきます。

ふくろう先生から、それぞれのコースについて、どんなことを学ぶのかなどの
説明があった後、1回目の希望コースアンケートが実施されました。
教室の後ろから学生さんらの様子を眺めていると、ここしかない!とすでに
心に決めている学生や、どのコースを選ぼうか・・・と、ずいぶん悩んでいる
学生やら・・・様子はさまざま。

今日は1回目のアンケートですので、まだまだ考える時間はたっぷり
あるので、よく考えて自分の興味、目標そして将来に合わせたコース選択を
して欲しいなと思います。

2008-12-08

CO2を測ってみよう!

今年は、洞爺湖サミットがあり、環境問題、特に地球温暖化(気候変動)に注目が集まりました。そのサミットでは、地球温暖化を抑制するために、温室効果ガスの排出量を2050年までに50%削減することを目標にすることが決まりました。
また、京都議定書での取り決めを守るために、日本では温室効果ガスの排出量を1990年よりも6%削減しなければなりません。排出量取引の是非も議論されていますが、京都議定書が発効された以上、削減目標を達成できなければ、排出量取引によって莫大な金額を支払う必要があります。
 では、日本の達成状況はどうなっているのでしょう?実は、削減するどころか1990年比で7.8%も増加しているのです(2005年度)。増加の原因は我々国民の生活からでるCO2が原因だと言われています。そのため、京都議定書の目標達成のためには国民の意識改革が必須です。
 そこで先ずは、各自がどれくらいのCO2を出していて、どうすればどのくらい排出量を削減できるのかを把握しなければなりません。右にある各項目に使用量(時間や距離、個数)を入力してください。そうすると、大まかなCO2排出量に換算されます。皆さんは何gくらいのCO2を排出していましたか?

問題はココからです。
今、国民1人が1日に1kgのCO2排出量を削減しなければならないといわれています。どうすればそれを実現できるでしょうか?環境学園で環境について学び、一緒に考えていきませんか?

測る方法を知りたい、自分でも測ってみたいという人は環境学園にご来校ください。学校見学会や体験実験会に参加していただいた方には測る道具をプレゼントし、使いかたも説明いたします。お待ちしています!!

*右の表で計算されたCO2量はあくまで一例です。電化製品の年式や製品ごとに消費電力が異なりますので、CO2排出量も異なります。

関連サイト
環境省/温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度について
チーム・マイナス6%
全国地球温暖化防止活動推進センター

実験室にて

皆さんこんにちは、ええ土です。

昨日は、環境学園で体験実験会を開催しました。
友人をたくさん連れてきてくれた人もいらっしゃいました。この人のように、一人が心細かったら友達を連れて一緒に体験実験会に来てくださいね。

さて、本日、私は実験担当ではありませんが、実験室でちょっとしたお試し実験をしていました。それは黄色い液体にあることをすると、色が変わるというものです。最後にどんな色になるのかはお楽しみ。実験室にいた1年生の学生さんに見せたら、とてもびっくりしてました。
いつの日か体験実験会でお披露目することがあるかもしれませんね。








学生さんたちは、まるで私が遊んでいるかのようなまなざしで見ていましたが、決してそんなことはないんです!決して!

今日、実験室で実験していたのは1年生。4班に分かれていろんな分野の実験・実習をしていました。一つの部屋で様々なことをしているので見ていておもしろいですね。
ある班は、野外で採取してきた野草の同定をしたり、種子標本を作成したりしていました。










別の班ではシイタケを顕微鏡で観察していました。シイタケの秘密を見ることができたでしょうか?









また他にも、化学分析をしたり、DNAを抽出したりと実に多彩な今日の実験室でした。

P.S.
昨日、ビジネス能力検定を受検した学生さんたち、感触はどうだったでしょうか?1級を受けた学生さんもおり、結果が楽しみですね。
さて、今週末は生物分類検定があります。資格対策講座を受講していた学生さんが合格するように祈っています。

2008-12-05

紅葉と野外実習

みなさんこんにちは、沢ガニです。

昨日は、学生さんと一緒に、紅葉真っ盛りの中、野外実習に行ってきました。
内容は、「『防災カルテ』の作り方」を学ぶことです。

土地の起伏の多い日本では、道路を通すときに山を削ったり(「切土」といいます)、逆に低い土地に盛土をしたりします。そうでないとアップダウンの多い道路になってしまいますね。
しかし、そうやって切土・盛土の多くなった道路の側には、当たり前のことですが斜面ができます。
こういった斜面には、時間の経過とともに、徐々に危険な箇所が増えてきます。
例えば、斜面の後ろの岩盤の亀裂が広がってくる、擁壁(人工的な壁)に亀裂ができる、斜面上の木が道路の情報に枝を伸ばす・・・など。

危険な状態のまま斜面を放置すると、道路の陥没、斜面の崩壊、そして枯れ枝の落下による自動車事故など、災害が発生します。

そうなるのを防ぐために、道路上の危険な箇所をまとめた「防災カルテ」があります。危険な箇所がカルテにまとまっていれば、カルテを見直して現在の様子と照らし合わせることによって、現在の危険な箇所の状態が、放置しておいてよいものか、直ちに修復が必要なものかがわかるわけです。
今回の実習ではこの防災カルテの作り方を、学生さんたちに学んでもらいました。



←防災カルテ作成中の様子です。
初めての体験にとまどいつつ、徐々に学生さんたちも要領を飲みこんでいったようです。
「擁壁の中に亀裂がないかな・・・?」学生さんが念入りにチェックしております。



素晴らしい晴天で、紅葉の美しい場所でもあったため、実習は非常に楽しかったと学生さんたちも話しておりました。

2008-12-04

兵庫県立 西宮南高校2年生来校!

こんにちは、良い水です。

今日は、兵庫県立西宮南高校から、2年3組の生徒38名が
環境学園で実験を体験しました。

今日行った実験は、近くにある武庫川の水が、どれだけ汚濁
しているのかを知るために、COD(化学的酸素要求量)という
項目の測定を行いました。

同時に、米のとぎ汁、味噌汁、牛乳といった、家庭の流しから
流れてしまいがちな身近なものも測定しました。

測定した結果、米のとぎ汁、みそ汁、牛乳をコップ一杯流した
場合に、魚が生息できるレベルの水質にするために、綺麗な
水が、1200リットル~3200リットル(お風呂に一杯の水が
6杯分~16杯分)の水が必要だと分かりました。

今回は、高校での化学で学んだ「酸化還元反応」の応用として
行った実験です。

12/7(日)、12/20(土)の体験実験会でも、簡易のCOD
測定を実施しますので、皆さんも実験を楽しみませんか?

2008-12-03

卒研も、そろそろまとめの時期です

みなさん、こんばんは♪
環境校のふくろうです。
12月ということで、
寒さも一段と厳しくなってきました。
体調を崩す学生もちらほら・・・・
しっかり食べて、しっかり休んで
冬休みまで頑張るんだ~☆

今日は、卒業研究のまとめについて
説明がありました。
発表の仕方、論文のまとめ方などについて
話を聞くうちに、
どんどん実感が湧いてきたようです。
まだ1ヶ月以上ある・・・なんて思っていると
すぐに発表の日がやってきます。
のこり時間あとわずか。
こちらも頑張れ~☆

2008-12-02

ビオトープ観察会

先週の土曜日のですが、学生たちと小学校のビオトープ観察会に参加しました。
主催者であるおおしょうネットワークの大原さん、大変お世話になりました。 今後ともよろしくお願いします。
今回は小学校のビオトープの現状を観察したり、池の水源を観察しに行ったりしました。その際、ホタルの餌となるカワニナ(写真下の黒い貝)の生息状況を確認しました。何年か前にカワニナを放流して以来、今まで順調に生育しているということでした☆いつかホタルが見れるようになるといいですね。
今後は、小学生や付近の高校生、地域のみなさんを交えた観察会が開催されることになりそうです。その際は、もちろん環境学園の講師、学生も参加する予定です。詳細が決まったら、アナウンスします。
興味のある方は是非ご参加くださいね!









2008-12-01

1年生 基礎化学実験

こんにちは!まかろんですv(^o^)v
ついに今年も残すところ1ヶ月となってしまいました!早いですねー(>_<)
12月も頑張っていきましょう!!

さて、今日は1年生の実験「基礎化学、基礎生物学実験」。
まかろんの他3人の先生が担当しています。
私、まかろんの実験テーマは「重量分析」。
前期の実験で身に付けた正確な実験操作が実験の正否を分けます。



上の写真は吸引ろ過をしているところです。
アスピレーターという器具を用いて減圧しながらろ過を行うので、ろうととろ紙を用いたろ過よりもスピーディー!
ただし、これはろ過を終了するときに注意が必要。何故だかわかりますか(^^)?
吸引ろ過経験者の学生さんなら皆わかるはず!・・・だよね?