2008-09-30

一皮むけました!

こんにちは!ちょっぴり風邪気味のまかろんです。
今日、火曜日は、2年生の卒業研究の日。
さぁて、今日もがんばるぞっ!と4階実験室に上がってみると・・・


水槽に生気の抜けたカニがっ!!きぃやぁぁー(>_<)!!
水槽を管理している木の根先生に見てもらうと、
「あっ、これ、カニが脱皮してますね」
とのこと。


確かに、よぉーく見てみると、近くにはまだ殻が柔らかそうなカニが。
どうやらちゅるっと脱皮したようです。


見事に形をきれいに残しているので、山翡翠先生が標本にしてくださるそうです。
ただいま作成中。体験実験会で見ることができると思います。

5日の体験実験会に来てくださいねっ!

2008-09-29

森林きのこ学実習


今日は1年生の実験できのこ調査に出かけました。

4,5人のグループに分かれて、みんな元気に声を出しながら、山を登りつつ、様々な種類のきのこを採取し、分類を行いました。
今回の実習では、机の上で教科書を見るだけでなく、実際に実物を見て、触れて、匂いをかいだりしながら分類の知識や技術、そして菌類の生態を体で学んでいきました。
幸い大雨にはならず、学生たちも実習を楽しんでるようでした。よかった!
風邪を引かないように気をつけてくださいね

2008-09-28

雨にも負けず

卒業研究で、学校近くの公園へ調査に

出かけましたが、この日はあいにくの大雨・・・
雨だからといって、調査をしないわけにもいきませんので
学生さん達も、雨具を身につけ野外へ出かけます。











ただ、この日は雨よりも、蚊がものすごく多く、
調査中も蚊の猛襲に辟易でした。
野外調査は、自然相手ですので何が起こるかわかりません。


私も過去、調査中に牛に頭突きされたり、フン虫(フンコロガシ)の
大群に囲まれたり、ブユに刺されフラフラになったり・・・と、
今思えば、いろんなことがありました・・・。
そんな経験ができるのも野外調査の醍醐味?です。

2008-09-25

スポーツ大会!(予告編PART2)

こんにちは、ええ土です。

昨日は実行委員がスポーツ大会の準備をしている様子をお伝えしました。
今日は、実行委員が中心になって、チームごとに出場種目やリレーの順番を決めました。
4チームに分かれるのですが、見ていて面白かったのはすでにチームのカラーが出ていたことです。
出場種目が決まり、学生さんたちもスポーツ大会にむけて気持ちが盛り上がってきたようです。障害物競走では実験技術を問われる障害もあるので、運動が苦手な学生さんでも1位になることも夢じゃないですよ。








←ミーティング中







←学校の横の川にいたコトヒキ
      (別名:ヤガタイサギ)
この魚の話はまた、別の機会に

2008-09-24

スポーツ大会!(予告編)

皆さん、こんにちは!

今日は、10月8日に予定しているスポーツ大会についてです。
環境学園のスポーツ大会(体育祭的な行事)や学園祭は、
学生が企画から実施後の評価までを行います。

競技の内容や、その規則づくり、当日の進行、実施後の評価・・・など、
学生の実行委員会を中心に、学生が考えた行事なので、
学校行事のなかでも特に楽しい行事です!

今年は、昨年度好評だった“運動会”形式で、
障害物競走・借り物競走・ドッジボール・長縄飛び・リレーを
チーム対抗で行う予定です。

実行委員は今日も放課後に
準備をしていました。
左の写真は「障害物競走」の
リハーサルです!
環境学園で学んでいる技術
(液体を正確にはかる)を
1つの「障害」にしようという
学生のアイデアです。

良い水(私)が担当している分野なので、
当日は私が審判をすることになりました。
もちろん、きびしくチェックさせてもらいます(笑)。

当日の様子は、10月8日頃のブログで紹介しますので、お楽しみに!!

2008-09-22

消火器の作り方を見てきました

みなさんこんにちは、沢ガニです。

私は先週の木曜日に、防災用の製品をつくっている工場の見学に出張してきました。
その報告をしたいと思います。

私が見学にでかけたのは、ヤマトプロテックという会社で、消火器の生産ではなんと40%の国内シェアをもっています。消火器だけではなく、防災に関するものなら、小さな防災グッズから大きな防災設備まで様々なものを作っております。

最初に私が見学したのは、消火器の作り方です。
消火器の使い方は知っている人が多いと思いますが、作り方となるとどうでしょうか・・・?私は初めてここで見ました。
ぜひ写真を撮って皆さんにお見せしたかったのですが、企業秘密らしいので無理でした・・・代わりに言葉で簡単に説明します。

消火器は、だいたい以下の①~⑤の工程で作られます。

①プレス工程。消火器の外側、つまり、ふたと横の筒を、鉄板から打ち抜きます。
②溶接工程。プレスでできた部品をつなぎます。これで消火器の形が出来ます。
③塗装工程。消火器をおなじみの赤い色で塗ります。液体のペンキでなく粉末の塗料を使います。
④接続工程。タンクに、消火剤を吹き出す部分を接続します。
面白いのは、①~③はかなり機械化されているのですが、この工程だけは完全に手作業でした。その方が作業効率がよいようです。
⑤検査工程。できあがった製品から、いくつかの製品を抜き取り、検査します。

消火器ができたら、中に消火剤を入れます。ちなみに、いま消火器に使われている消火剤は、40%を廃棄された消火器から再度取り出し、リサイクルされたものだそうです。
消火器は、PL法の規定によって耐用年数が8年と定められております。それを経過したものは、使用時に不具合が起きてもメーカーは保証できないため、回収されることになります。回収されたものは原材料にまで分別され、リサイクルされますが、とくに消火剤はかなり効率よくリサイクルされるそうです。
なぜ再生率が40%かというと、回収される消火器の数が、販売された消火器の数に対して約4割程度であるためだそうです。

消火器の工程をみたあと、工場の外で、様々な防災用の製品を見学しました。
その中のひとつが、地震を再現する起震車。この車は、6種類の地震を再現できるそうで(実際にはもっとデータをいれれば無限に再現できるそうですが)、過去の再現地震として3種(関東大震災、阪神淡路大震災、十勝沖地震)、将来発生の可能性のある地震として3種(東海地震、東南海地震、南海地震)を体験しました。
夏の実験会で紹介したものと似てますね。こちらは車で移動できるので、もしかしたら本校でも地震体験できるかも・・・?そんな日が来るのを期待した見学会でした。

2008-09-19

卒業研究スタート!

みなさん、こんばんは。
環境学園専門学校のふくろうです。
今週は後期に入り、学生たちが登校してきています。
昨日は1年生の企業見学会のお話だったので、
今日は2年生の卒業研究の報告です。


卒業研究は、
これまでの1年半で学んだ内容を活かして
自分たちで環境に関わるテーマを決め、
グループ単位で協力しながら研究に取り組みます。
今日は、夏休み前に立てた計画通り進むのか、
緊張しつつ研究スタートです。


本に載っていても、
担当教官が大丈夫と言ってくれても、
やっぱり自分の手で確かめないと不安なもの。
今日の写真は、
本を見ながら何度か失敗して、
担当の先生のアドバイスをもらって
ようやく成功したグループの写真です。
どうやら大丈夫そう。
緊張の中に笑顔が見えた瞬間でした。
どのようなテーマがあるのかは
またそのうちにお話できるかな♪

2008-09-18

企業見学会

こんにちは!相変わらず蚊に狙われるまかろんです!!
台風が近づいてきましたね~。九州・四国地方の方は大丈夫でしょうか?
ご無事であることをお祈りいたします。


さて、本日、1年生の企業見学会が行われました。
この行事は、今 学校で学んでいる知識や技術が実際に社会でどのように役立っているのか、それを目で見て肌で感じる行事なんです。
まさに『学びで地球に恩返し、仕事で地球に恩返し』を実感できる行事といえます。
自分が学んでることが現場で役立っていることを知ると、俄然ヤル気がでますよね♪


今回は武庫川下流管理事務所へ行ってきました。
この施設は、環境学園のある尼崎市のみならず、西宮市、伊丹市、宝塚市において生活活動や事業活動で生じた排水を浄化する施設です。
学生さんたちは自分たちが学校で学んでいる知識や技術を活かして水をキレイにしている様子を肌で感じてきたようです。

まかろんは2年生の授業を担当しなければなからなかったので行けなかったのですが、是非とも行きたかったです!!
1年生&ええ土先生・山翡翠先生がうらやましいです・・・

2008-09-17

資格対策講座開始!

資格は、自分の知識や技術を証明するだけでなく、何事にも積極的に取り組んでいること示す証(あかし)になります。資格取得は、グリーンファイルと並ぶ就職活動の武器になります!

そこで、本校では、「資格対策講義」という授業を設けて、資格取得を全面的にバックアップしています。
これまで、学生自身のひたむきな努力に加え、過去問を中心とした実践的な講義やマンツーマン指導で、多くの学生が難関資格に合格しています。
詳しい資格取得実績を知りたい方は、体験実験会に参加していただくか、学校資料をご覧くださいね。

ところで、環境に関する資格って何があるんでしょう?
例えば、環境計量士、公害防止管理者、中級バイオ技術、生物分類技能検定、環境管理士・・・。他にも数え切れないくらいあります。環境に関する就職先は非常に多岐にわたっているので、その分、関係する資格もたくさんあるんですね。

2年間で、大いに知識や技術を身につけ、環境保全の分野に羽ばたいていけるように、私たちは学生たちを全力でサポートしています!

後期授業開始

いよいよ夏休みも明け、後期が開始されました。
学生さん達も元気に登校し、教員としても一安心です。

      ↑
こちらはCT(コムニケーションタイム)の様子です。
毎朝、1限目の授業・実験が開始される前に行われています。
担任から学生さん達へ連絡事項を伝えたり、担任としても
朝一番、この時間を利用して学生とのコミュニケーションをはかっています。


そして、この日は資格試験合格者の表彰も行われました。
      ↓

今回、合格した人もおしくも不合格だった人も、また後期から
いろいろなことにチャレンジしてほしい!と願う次第です。
後期も始まり、ブログでも普段の学生さん達、授業、学校行事など
毎日、更新していきますので、ご期待ください。

2008-09-12

就職活動の味方

皆さんこんにちは!

いよいよ夏休みも終わり、来週から学生さんが登校してきます。
元気な顔を見せてくれるのを楽しみにしています。


今日、私が図書室に行くと、 ある学生さんがなにやら一生懸命見ています。
何を見ているのかと思ったら、本校に代々伝わる就職情報ファイルじゃありませんか!! そう、この学生さんは就職活動真っ最中!
写真の緑色のファイルは通称「グリーンファイル」といいます!
そう、見たままです!
名前はそっけなくても、このファイルには、豊富な求人情報が満載。自分の興味や知識が活かせる仕事を探すことができます。また、奥にみえる青色のファイルには、これまでの本校学生の就職活動情報がいっぱい詰まっています。
本校学生はこのファイルを武器に就職戦線に立ち向かっていくのです!

これらのファイルが、本校の高い就職率の秘密の一つなんです。
Yさん頑張って!

2008-09-11

ゲリラ豪雨と街

みなさんこんにちは沢ガニです。

今日は、前々回に触れたとおり、ゲリラ豪雨の話をします。

そもそもゲリラ豪雨ってなんでしょうか。一般的には、『直径10km~数10kmの範囲で、1時間に50mmを超える雨』のことをいうようです。台風でも同じかそれ以上の雨が降りますが、ゲリラ豪雨の怖いところは、いつ来るかわからないことです。

TVなどでは、ゲリラ豪雨が新しいタイプの雨みたいに言われてますが、実際には昔からあったようです。たとえば1972年には、日本各地でゲリラ豪雨(当時は「集中豪雨」と言っていた)が発生しております。

では、なぜ最近になって急に話題になってきたのでしょうか。
理由は、ゲリラ豪雨そのものではなく、ゲリラ豪雨による水害が多く発生してきたためです。昔に比べて、今は舗装された土地が多くなりましたね。そのため昔なら地面に吸い込まれていた雨水も、川に流れ込むようになりました。そのため、昔なら問題なかった規模の豪雨でも、川を溢れさせることが増えてきました。

この解決策は、たくさんの雨水を川が流せるようにすることですが、都市部では川幅を広げるのも難しいですね。そこで、下水管で、もっと大きな川まで一気に雨水を流してしまうことがあります。昨日、良い水先生からもその話がありましたね。

ただ、これでも大都市では、排水力が足りないようです。
そこで、一部の都市では、地下に貯水槽が造られてきてます。これは、川から溢れそうになったら、雨水をいったん地下に溜めて、川の水位が下がったら、再び川に戻すというシステムです。下の写真がそれです。これは東京の環状7号線の地下にあるものですが、他の都市でも同じような施設が計画されてきているようです。早くゲリラ豪雨が克服されるといいですね。

(写真は、神田川地下調整池シールド工事レポートhttp://www.dokokyo.or.jp/genba/report_19.html から引用しました)。

2008-09-10

下水道は防災施設?



今日は学生の特別なトピックスもなく、環境学園は静かな1日でした。
そこで、今日(9月10日)が全国下水道促進デーであることをご紹介します。

なぜ、9月10日が下水道促進デーなのか・・・
下水道の役割の1つには、雨水を排除することがあります。
つまり、「浸水の防除」です。
豪雨による浸水被害が発生しやすい台風シーズンにちなみ、
9月10日とされているのです。
下水道も防災施設なんですね。

環境学園の1年生は、来週の木曜日(9月18日)に、
近くにある下水処理場を見学しに行きます。
  下水を浄化する工程や
  処理した水の水質検査
  汚泥のリサイクル 
などについて学びます。

下の写真は現2年生が昨年、見学した様子です。

この様子は、来週に紹介いたします!

2008-09-09

夏期講座も大詰めです♪

みなさんこんにちは。
環境校のふくろうです。
来週からは後期がスタートしますが
それに向けて私たちも
頑張って準備を進めています。
 
さて、本校では夏休みの間、
「化学の基礎を復習して後期授業につなげたい」
という学生を集めて
基礎化学講座を開催しています。
13日(土)はその最終日でまとめの日。
受講している学生からは
「〇〇についてもう一度詳しく教えてほしい」
という希望が色々と届いており、
それに応えられるよう、
着々と準備を進めています。

さて、生き物好きのふくろうが
今日紹介する生き物は、
学生の実習でも出会う、
ヌートリアという大きなネズミです。
外来種問題で有名ですが、
本人はそんなことを知る由もなく、
浮きの上で蓮根を食べています。

2008-09-08

ニューフェイス☆

こんにちは!まかろんです。
来週からいよいよ後期授業が始まるということで、講師の皆さんは授業準備に力を入れてらっしゃいます。

さてさて、4階実験室の水槽ですが、以前山翡翠先生から可愛くて横暴なヨシノボリのヨシノブについて紹介していただきました。
今回は、別の水槽に新たな仲間が加わりましたので、そちらをご紹介いたします♪


←葉っぱの上で一休みしているのは、チチブという魚です。
学校のすぐ横を流れる蓬川(よもがわ)で捕まえました。
葉っぱや貝殻、沈められたアヒルのおもちゃの上にちょこんと乗っかった姿がとってもキュート★
でも、縄張り意識が強いのか、同じ水槽にいる他の魚をよく追い掛け回しています。
そういうアグレッシブなところがヨシノブにそっくり☆




貝殻のなかにひっそりたたずむのは、シマイサキの稚魚です。→
普段はこんなことしてません。チョロチョロと泳ぎ回っています。
私がカメラを構えた瞬間、ササッと隠れちゃったんですね。でも、丸見え☆
正面なのでわかりませんが、側面に黒い横シマが入っていて、とても可愛いです。
合計で4匹、仲睦まじく・・・と言いたいところですが、彼らも縄張り意識が強いようで、ときどき追いかけ合いをしています。
このように4階実験室の水槽には様々な魚、そしてカニがいます。
彼らも皆さんに会えるのを(きっと)楽しみにしている(と思う)ので、ぜひぜひ体験実験会に参加して見に来てくださーい☆

2008-09-05

マイメロン成長中


体験実験会や学校見学に参加してくれた方々は、お分かりですね。

これは8月26日のミニ実験で植えたメロン、いわゆる“マイメロン”の写真です。




まかろん先生と、
(ま) 「わたしが植えたやつだけど、育ててくださいな」(木) 「えーっ、そんな!」
(ま) 「メロン食べたいし、絶対枯れさせんといてなー」(木) 「まじで!そんな事いわれても、、」(ま) 「博多の通りもんあげるし、頼んだよ」(木) 「は、はい・・・」といった議論の末、木の根がマイメロンを栽培することになりました。


















最初は、めんどくさかったものの、毎日水をあげて成長を見守っていると、だんだんと愛おしくなってきました。

「環境を良くしたい!」という気持ち。
もしかしたら、この小さな苗のようなものかもしれません。
せっかくまいた種も、ちゃんと世話をしなければ、すぐに枯れてしまいます。
重い腰をあげて、実際に、環境問題を勉強したり、活動に参加することが大切です。
そうすれば、「環境を良くしたい」という小さな苗も、成長して、きっと実を結ぶはずです。

2008-09-04

卒業研究に向けて

後期開始まであともう少し。
2年生は後期からの卒業研究に向けて準備を進めています。
私が担当している班も、昨日から学校横の川で、卒業研究本番に向け
予備調査をしています。
こちらは調査道具のカニ籠。
なんでも、これを川に設置して、
ある生物群の外来種(国外から入った生物)
と在来種(元々、国内に棲んでいる生物)の
割合を調べるとのことです。
2年生の後期から始まる卒業研究は、2年間の“学び”の集大成!!
ちなみに卒業研究では、学生さん4~5人でグループをつくり、
グループごとでテーマを考え、研究に取り組んでいきます。
ですから、学生さんらもいつも以上に気合いが入っています!

2008-09-03

夏休みの学生さん

皆さんこんにちは!
高校では夏休みも終わり、2学期が始まっているかと思います。
本校は前期・後期の二学期制なので、夏休みはもう少しあります。
学生さんたちは残り少ない夏休みを満喫しているようです。
でも、ただ遊んでいるだけではなく、
就職活動やボランティア活動をしている学生がたくさんいます。
学生たちはこの夏、川や森、食の現場でボランティアに参加しました。
これらのボランティアは本校の学生にお誘いを頂いたものです。
こうした、学校の外では得られないボランティア情報を知ることができるのも本校の特徴ですね!

学生さんには自然や人に触れ合えるボランティア活動を通して、
将来のことをじっくり考えてほしいです。

~お知らせ~
来週の土曜日(9/13)に体験実験会を行います。
何で「体験入学」や「オープンキャンパス」って言わないの?
と、思われた方はこちらの記事をご覧ください。
ぜひ、一度本校を見に来てくださいね!

2008-09-02

はりきって卒業研究開始!

みなさんこんにちは、沢ガニです。

本校では2年生の後期に卒業研究があります。
後期の授業は9月16日から始まりますが、授業の開始を待てない学生さんたちが、夏休みのうちから来校して、卒業研究の準備を始めています。

今日はそんな研究グループのひとつに、作業の様子を見せてもらいました。
←寿司屋の調理場?いいえ、卒業研究の準備の風景です。環境バイオロジーコースのとあるグループの準備の様子です。
しかしまあ大きな魚ですね。学生さんに聞いたところ、あるルートで譲り受けた魚だそうです。
大きすぎて、冷凍保存する場所を取れないので、今解体しているとのことでした。

魚の種類を聞いたところ、「バラムツ」という魚だそうです。

私(沢ガニ)は、クワガタとカブトムシ以外の生物にはトンと疎いので、少しネットと図鑑で調べてみました。

「バラムツ(英語名オイルフィッシュ、oilfish)は、スズキ目サバ亜目クロタチカマス科に属する魚。
大型であり、成魚は全長2m以上になることもある。 数百mの深度に生息する深海魚であるが、夜間には浅場に浮上することがある・・・」

ふむふむ・・・たしかにオイルフィッシュというのはわかります。切り口をみると脂がぎっちり。たぶん食べたら大トロみたいな味がするんでしょうね。
卒業研究のテーマを詳しく聞いたら、「内緒☆」とにこやかに言われました。う~ん残念。2月を楽しみに待つことにしましょう。

このグループは、バラムツ以外に、サメも研究に使うとのことなので見せてもらいました。
←クーラーボックスをあけて「サメだ~」と絶叫されているのは木の根先生。
指でサメを撫で、「本当に鮫肌だよ~」と話されながら、写真も撮られてます。器用な先生です。
沢ガニもさわってみました。
なるほど、尾びれから頭に向かってなでると、まるでウロコが突き刺さるような感じです。昔、TVでサメの皮を下ろし金の代わりにしているのを見たことがありますが、充分なりそうでした。海の中でこのサメと出会ったら、すれ違うだけでも大けがしそうです。

夏休みも明けないうちから、学生さんは張り切ってます。我々講師も負けていられません。

2008-09-01

防災の日。

今日は、防災の日です。

9月1日を防災の日にした理由は、大正12年(1923年)の9月1日に起きた
関東大震災が発生した日であるとともに、この時期に多い台風への心構えの
意味も含めて昭和35年(1960年)に制定されたものです。

国民の一人ひとりが台風、高潮、津波、地震などの災害について認識を深め、
これに対処する心構えを準備する日。災害に対して、日頃から注意を怠らず、
災害の発生を未然に防ぎ、あるいは被害を最小限にするために、どうすれば
よいかということを、みんなが各人の家庭で、職場で考え、そのための活動を
する日を作ろうということが目的です。また、昭和57年からは9月1日を含む
一週間を防災週間と定め、防災意識普及のための訓練などを行っています。

ここで、災害用伝言ダイヤル「171」をご紹介します。
災害が発生すると、被災地に住む家族や知人に対する安否確認が多くなり、
電話が通じなくなります。消防や警察などへの重要な電話も繋がりにくくなり
ますので、このような時には災害用伝言ダイヤル171を利用してください。

プッシュ式の電話で171番をダイヤルして、被災地に住む方は自分自身の
電話番号を押した後、メッセージを声で残すことができます。被災地に住む
方の安否を知りたい場合、171番のダイヤル後、被災地に住む方の電話
番号を押せば、そのメッセージを聞くことができます。電話番号が携帯電話
番号も含めて複数ある場合には、どの番号をダイヤルするのか、家族等が
知っておく必要があります。

毎月1日や、防災週間では、体験利用する
ことができますので、ご家族の皆様で利用
方法について覚えておく良い機会です。

また、いざという時に備え避難場所の確認、
非常持ち出し袋を用意しておきましょう。
中身は一人で持ち出せる最低限のものを。
また、一年に一度は必ず点検、古くなって
いれば新しいものと交換しましょう。