2009-03-12

美しい環境を次世代に引き継ぐ仕事




 いよいよ明日は13期生の卒業式ですが、その前日の今日、懐かしい人が学校に立ち寄ってくれました。3年前に卒業したIさんです。
 Iさんは、現在、小学校低学年生の教育に携わっており、その中で、環境や自然の話をすることもあるそうです。Iさんは、本校では自然生態を主に学び、卒業研究では里山の植物調査を行ないましたが、10歳以下の子供たちに植物のことを分かりやすく話すのはとても難しいと言っていました。しかし、子供たちは、とても素直で、可愛くて仕方がない、とも言っていました。
 本校で環境を学んだIさんは、今度は、子供たちに環境を守ることの大切さ、自然の素晴らしさを教えているのです。まさに、美しい環境を次世代に引き継ぐための仕事であり、このような卒業生の活躍が、未来の環境を守っていくのだと思います。
 子供の話をするときのこぼれるようなIさんの笑顔を見て、環境の将来に大きな希望を持った水の都せんせでした。
 さあ、いよいよ明日は13期生の卒業式です。あす卒業する皆さんも、本校で身につけた環境に関する様々な知識と技術をもとに、美しい環境を守るため、活躍して欲しいと思います。頑張れ卒業生!