2009-09-07

環境学園の身近な自然(オシロイバナ編)

環境学園のある尼崎市も少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。
環境学園の校舎沿いに生えるオシロイバナもこんなに大きく成長しました。実はこのオシロイバナ、春先にはカゲもカタチもありませんでした。それが、こんなに大きくなるとは・・・。すごい生命力ですね。
   
      

  

  

 

 

 

 

 
このオシロイバナですが、南米原産で江戸時代に日本にやってきたそうです。そして、一部は野生化して、現在では町のいたるところで見ることがます。      
  
   
   
   
   
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 
オシロイバナの花の形をみると、ラッパのように長細くなっています。
この花の蜜を吸うのは、スズメガの成虫です。オシロイバナはスズメガによって花粉を運んでもらい、その代わりに蜜を与えています。

そしてこのスズメガの幼虫が環境学園で育てているツタの葉っぱを食べていたのです。
環境学園では、幼虫から成虫までスズメガが成育するために必要な食べ物がそろっているのですね。